布引観音温泉
イメージ 2
 
鹿曲の夕食
イメージ 1
 
 
イメージ 3
 
信州基地での酒宴
イメージ 4
 
イメージ 5
 
 
 一時二十分、爆睡中の信州基地を抜け出し、東部湯の丸インターチェンジから深夜の上信越自動車道を東に走る、二車線の中央に等間隔に続く白い破線が月灯りに浮んでいた、望から三日目の月が白く光り星を見難くしていた。
 
 深夜の高速走行は寒いかもしれないと、この時の為に日中は暑さを我慢していたジャケットもパンツも、必要を感じない暖かな夜だった。ジャケットに風が入るようにジッパーを下ろし、ブーツのベルクロを緩め、交通量の少ない高速道路を走る。速度警告等の赤いランプがハンドルの中央で点いたり消えたりしていた。
 
 佐久平を過ぎるとトンネルが続く、昼間に走る時はトンネルに入ると、暗く閉鎖された空間に不安を感じ、遠くに見える出口へとアクセルを開けるが、外が暗い時間に走るトンネルは、入った瞬間明るいシェルターのようでライダーに安心感を与える、硬い殻に守られて走る明るい空間から出口は見えない、空気が変ったのを感じた瞬間、闇の中に放り出される。夜のトンネルの有り難味を感じながら軽井沢を過ぎると緩いカーブが続く、役に立たないCB550のライトでは、外灯が消えている道の先を読む事が出来ない、先行する大型車のテールライトの動きを頼りにカーブの大きさを知る。
 
 
つづく