昔「ジョニ黒」といえば高級洋酒の代名詞、昭和33年頃の価格は、大卒初任給の二ヶ月分だったらしい、とてもじゃないが庶民には手が出ない。

イメージ 1

 1970年に発売されたCL250、350K2、71年型のK3に付いている特徴的な形のマフラー、デザインから「トウモロコシ」と呼ぶ方もいます。
イメージ 3

 当時この車両のデザインを手掛けた、池田氏に聞いた話ではこのマフラーの元のデザインは「ジョニ黒」のボトルなんだって、昭和45年当時「ジョニ黒」を飲めたなんて、流石は一流企業ホンダの一流社員。

 秋の夜長の親友といえば何と言っても「酒」、グラスから口に入れる度、遠くの近くの思い出が目の奥に浮かぶ、酔った目はどこかを虚ろに見つめてはいても、見える景色は思い出のあの場所だったりあの人だったり、釣りあげた魚、溺れかけた海、土砂降りの中のオートバイ、割れたバックミラー、思い出の景色が次から次へと浮かんでは消える、後悔、快感、屈辱、喜、悲、酔った頭の後ろの方が篤くなる。

 音楽も欠かすことは出来ない、ブルーズ、ロック、ジャズ、演歌 ・ ・ ・ ・

 酒と音楽、これさえあれば一人の夜も淋しくない、今夜は何時か出掛けた峠道でも思いながら、今は価格が下がった「ジョニー・ウォーカー」でCLと乾杯。
イメージ 2


音楽はジョニー繋がりで、1958年の最高なロックンロールを