伊勢原CB

Yahooブログから引っ越しました、「あの頃の未来」伊勢原CBです、Yブログで知り合った方が訪問の際には、メッセージで貴殿のURL等をご連絡いただけますと幸いです。

    2010年03月

     今度はブレーキです。

    またもや、こんな事して有ります、誰かのブログで見たことが有る様な

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    キャリパホルダーとフェンダーを取り付ける順番が違います、コノ状態でどの位の距離を走ると、パット

    がこんな事になるんでしょう、 最初の説明では新品が付いてる筈だったのに(怒) プンプン

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    分解して、ピストンを取り出すと? 500ってこんな形のピストン? 

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    手が滑って落としちゃったら、取れちゃった!

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    Yオクで、いい状態のパットが付いたキャリパーゲットして、ピストンとシールは新品にして、組み付

    けて、マスターシリンダも綺麗にお掃除して、注射器持ってないから、タンクにブレーキ油入れながら

    マスターから順番にエア抜き、ブレーキ油垂らさない様に、気をつけながら、レバー握ったりイロイロや

    る様なので、注射器か綺麗なアシスタント欲しいです。


      効きがイマイチなので、今度、万年さんの裏技試してみます、ブレーキホースも交換する事になりそうです。


    後輪は、アームとカムのポンチマークがずれてます、シューが減ったので弄ったか?

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    ブレーキパネルを外すと・・・恐ろしい事になってます!あまりの恐ろしさに写真を撮る余裕が有りま

    せんでした。

    説明どおり新品のシューが取り付けて有るんですが、信じられない事に! 使用してあるグリスが、なん

    とシャーシグリスというか普通のグリスというか、それもてんこ盛り!アンカーピンワッシャなんかグリ

    スで見えません、カムの部分もベットリ、なぜかスプリングにも、まるで中に詰め込んだかのようにタン

    マリ、何故か、もう焦っちゃって、速くグリス落としたくて、写真も撮らずにパーツクリーナーで攻撃

    しました。

    ブレーキは、モノタロウで買ったこのグリスを使って、組みました。モノタロウって色んなもの売ってるな~

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    後ブレーキそのままで走ってたら、箱根や富士山 下ったら、人生お終いだったかもしれません。


    前後ブレーキかなり不安です、ナンバー無しで走るわけにはいかないし、メインスタンド立ててエンジン

    かけて、ギヤ入れて、後輪回して、取りあえずの当たり出しておきましょう

    車検、ブレーキで落ちたりして、右手の握力と右足の踏む力を鍛えておきましょう。


    ふと、リヤサスを見ると・・・・・あれあれ・・・・・ココもかよ

     車の往来が激しい幹線道路の脇に、そのトタン張りの物置を改装して作った作業場はあった、その中

    で蛍光灯の作業灯に照らされた、ガソリンタンクの付いていないホンダのCB500を、その男は見なが

    ら小さく

    「チェ」

    と吐き捨てた、この500を有名なオークションで手に入れてから、500を見るたびに

    「ガッテム」「シット」

    など怒ったように口から吐いていた。

    「何が6000キロちょっとだよ、見りゃー判んだよ、バカにしやがって」

    小さい声で呟いた、顔に怒りの表情が出ている。

    右手にドライブスプロケットを持っていた、ナナハンにも使われている、そのドライブスプロケットは

    今ではメーカーから手に入れる事は出来ない

    「コレが6000キロちょっとのわけねーだろ」
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    男は顔を右にむけた、そこには500の後輪が、部品用の棚に斜めに立てかけてあった。

    「ココだって減ってんじゃねーか」
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    後輪の右に置かれた、ステンレス製のトレーの中には、だいぶくたびれたドライブチェンが入っている

    それは細い蛇が、とぐろを巻いているようにも見えた。

    「チェンだってクタクタじゃねーか」
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    そばに黄色いパッケージが置いてある、AFAM、リブロパーツのメーカーだ、スプロケットの種類が多

    く、沢山の旧車乗りが使っている。
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    新品のドライブスプロケットを取り出しドライブシャフトに取り付けた。

    「こんなもんだろう」

    取り付けボルトはチェンを付けてから、規定のトルクで締めるつもりだ。

    時計を見た

    「もうこんな時間か」

    そう呟き

    「今日はこんなもんかな」

    そう言って、パーソナルコンピューターのモニターの、アイコンを見た、右手にマウスを持ち、慣れた手

    つきで、1CLUB.FMのアイコンをダブルクリックした。

    モニターの横の小さなスピーカーから、犬の遠吠えの様な、ハンク・ウィリアムスの声が流れた

    インターネットで配信されている、アメリカのラジオだ、最近クラシック・カントリー・チャンネルが、

    お気に入りだ。
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    乱雑に物が置いてある作業台の上の、ウィスキーをステンレスのカップにワンフィンガー入れ、外の水道

    の水で水割りを作った。
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    氷は入れずにそのまま飲みながら、498ccのエンジンを見ている。

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    「イイじゃん」

    「今度はブレーキか」

    そう呟いた、わが子を見る様な穏やかな表情だ。

    ラジオのチャンネルを変えた、今度はスローなブギが流れてきた。

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