伊勢原CB

Yahooブログから引っ越しました、「あの頃の未来」伊勢原CBです、Yブログで知り合った方が訪問の際には、メッセージで貴殿のURL等をご連絡いただけますと幸いです。

    2010年08月

     今年の夏は暑過ぎる日の連続で、バイクに乗る気になれないでいた、テレビや新聞は連日猛暑、猛暑と繰り返している。しかし8月も終わりに近くなると夜には涼しさを感じさせる風が吹き始めていた。
     
     4気筒498ccのオートバイを物置から引っ張り出し、ガソリンコックを開きキックペダルを5回踏み下ろした、イグニッションスイッチをONにして、チョークを閉め、キックを強く踏み下ろすと、ボボボボっと頼り無い音を吐き出しながらエンジンはかかった。
     
     暫く暖気をするとアイドリングは安定した、ライダージャケットをはおり、白いジェット型ヘルメットを被り、薄手の皮のグラブを両手にはめ、ホンダのCB500に跨った、今夜はバイクに乗ろうそう決めていた。
     
     バイクに乗る気になったのは、前の晩、田舎道で草の生えた土手に鈴虫の鳴声を聞いたからだった。少し涼しさを感じる風の中を自転車で走っているとき、鈴虫の声を聞いた、コオロギやクツワムシの声もした、昼間の暑さは厳しいが秋はそんなに遠く無いものに感じた、そのとき明日の夜はバイクに乗ろうそう決めた。
     
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     走りだして3分もすると右側の丘の上に強い光が見えてきた、市営の運動公園にある野球場でナイターゲームをしている、ライトの周りを昆虫がグルグル輪を描きながら飛び回っているのが見えた。その先は民家が少なく田んぼの間を通る、バイクのヘッドライト目掛けて小さな虫が飛び込んでくる、それは流れ星の様な奇跡を描く、時々ヘルメットのシールドにも当たった。
     
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     神奈川県に唯一の村を南北に突き抜ける県道を走っていた、県道沿いには集落が続いていた、明るい建物は24時間営業のコンビニエンスストアーだ、民家が途切れると峠の登りになる、土山峠だ、ここまでは水銀灯がカーブごとに立っていたが、どう言う訳かこの峠の登りには水銀灯が一つも立っていない、真っ暗な道をヘッドライトを頼りに、右に左にカーブをかわしていくと、前輪が妙な形に曲ったバイクをトラックに積み込んでいるのが見えた、下りでコケたらしい、トラックの側には仲間のバイク乗りが二人いた、今日はここに来るまでに何台かの大型バイクとすれ違った、夜の涼しさを求めて走っている自分と同じなのだろうと思っていた、コケたライダーもそうだったのかもしれない、そう思った。
     
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     真っ暗な道を登りきると水銀灯の沢山点いた道になる、宮が瀬湖だ、道路脇の温度表示版の数字は24℃だった。
     
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     ダム湖に架かる橋を渡るときバックミラーに月が映った、満月から二日たった楕円の月が小さく見えた。

     8月25日が満月だったんですけど、何と無く小さく見えませんでした?
     
     月は楕円軌道なので地球からの距離は一定では無いから、当たり前と言えばそれまでなんですが、こう言う事なんですね。
     
     

     9月5日(日)富士スピードウェイで第4回クラシックバイクミーティング
     
    が有るんですね、この日のレースにはシコシコ大好き青年、桐高R T​田 さん
     
    CB500Rで出場するんですよね、応援がてら行ってみようかしら。
     
    凄いバイクを拝めそうですねぇ。
     
     
     
    桐高R T田号 (写真はパクリました、T田さんゴメンネ!)
     

     前回の続き
     
    さくら湖をジェントルに走ったバイクたち(笑)
     
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     この集合トリオの方がアクセルを開けそうですが、前でバトルが始っているのに気が付かなかったようです。
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     このブリヂストンは、以前、我が家にやってきたライラック乗りの知り合いから譲ってもらったらしい、う~ん 旧車の世間は狭い!
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      一服した一団は、さらにさくら湖を周遊するワインディングを走り、次の目的地「道の駅ちちぶ」を目指します。(ここからはバトル無)
     途中、トミーさんがカメラを構えて我々をパチリ、パチリとやってくれました。(トミーさん、有難う)
     
     さくら湖周遊も終わりに近づいた時、鍾乳洞の看板が、穴好きな私は気になって仕方がなかったので帰ってから調べて見ると、珍しい竪穴の鍾乳洞とのこと、う~ん入ってみたい!
     
     「道の駅ちちぶ」まであと3kmの地点から渋滞に巻き込まれ、うす曇とはいえ真夏の日中に、焼けたエンジンを抱いているのは辛い!オナペも暑い暑いとミャーミャー鳴いている、やっとの思いで「道の駅ちちぶ」に着くと皆さん沈黙のまま自販機へと、一息入れて、タバッチさんの解散の挨拶があり本日の集まり&バトル(爆)は終了となりました。
     
     まだまだ、なごり惜しいのですが、師匠さん、タバッチさん達に別れを告げて500Tさん、Haryuさんと帰路に、帰りは山伏峠を通り「名栗秘密基地」を見学、「有る所には有る」そのものの秘密基地でした。
     
     山伏峠では500Tさんが露払い、Haryuさんがケツ持ちでお二人のお蔭で快適に走れました、有難う御座います。
     
     その後Haryuさんに青梅まで引っ張ってもらい、青梅からは朝来た道を帰ってきました。
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     青梅街道に出る交差点、ここでHaryuさんとお別れ、また会いましょう!
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     青梅から日の出に抜ける峠でパチリ、これから帰る方向なのですが山ばかり、チョット驚き!
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     19時20分、無事カエル 走行距離275kmチョイ まだガソリンを入れてないのでだいたいですが燃費は21kmぐらいかな。
     
      タバッチさんを初め、皆様お世話になりました。
     
     乳部はとても気持ちの良いところでした、また触りたいです。

     道の駅ちちぶで、タバッチさんの挨拶後「バイクのもりおがの」へと隊列を組んで出発、ハープ橋を渡りなにやら丘陵地帯へ、九十九折れの道をスタンドをこすりそうにいいペースでタバッチさんが引っ張る(汗) どこかに似ている道だなぁ何て考えながら着いて行くのがやっと(大汗)
     この丘陵は「ミューズパーク」というところらしい、丘の上にイロイロな施設が有りプールも有った、プールが有るということは当然「水着ギャル」や「水着ママ」がいたりして、ここで休憩して行くのがいいんじゃないかと思ったが
    タバッチさんはアクセルを緩めることを知らない、仕方なくプールは一瞬のチラ見で通過してしまった(残念)。
     
    ミューズパークでの皆さんの様子はこちらで → やぎおじさんのブログ
     
     いいペースでタバッチさんに引かれながら、「バイクのもりおがの」に到着、地元だからよく知ってるんだろうけど、あまりにもいい道なので何処でネズミを捕っていてもおかしく無いなぁと思い、ゴールド免許で無い私はヒヤヒヤでした(汗)
     
    20台ぐらい?かな駐車場に整列。
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     タバッチさんの顔で、入館料100円引き+記念品にキーホルダを戴き館内へ、当たり前ですが館内のバイクはどれもピカピカ、貴重なバイクばかりしかもすぐに走り出しそう、最後になにかエンジンをかけて音を聞かせてくれるって館長さんが言ってたけど、すっかり忘れてた、そのまま出ちゃった、誰か聞いた人いるのかな。
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     並べて写真を撮りまくるのはどうやら500&550ミーでは恒例らしい、ここで数名お帰りになりました。
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      記念撮影後、食事処「夢鹿蔵」へ移動、私が注文したのは、小鹿野名物「わらじカツ」美味しかったです。
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     2時まで団欒、ここで何名かは「またお会いしましょう」と挨拶をしてお別れ、そして一団は「さくら湖」目指して出発、途中の赤信号で前を走る7台?と分かれてしまい、道が分からないまま私が先頭(汗)何とか道なりに進むとついにドン付き、右か?左か?500Tさんに聞いても分からない、するとはぐれた時に待っていてくれた地元の方から左の指示、左にバイクを進め次の交差点に近づくと?右方向からCB500が数台走って来た、珍しいことも有るもんだと思っていると、先頭はタバッチさんでした、我々の来た道は当初のコースをショートカットする道だったのね、それにしてもグットタイミングで合流したもんだ。
     合流後いよいよ「さくら湖」への入口、タバッチさんの表情が何と無く厳しい!さくら湖畔のワインディングに入ったとたん、何とフルスロットルその加速に刺激された黒麦さんHaryuさん500Tさん、それにオナペまで、まるでローリングスタートのようにはじき飛んで行きました。
     さくら湖畔は道幅が広く、適当なアップダウンがありとてもいい道でアクセルを開けたい気持ちはわかるなぁ。
     
     橋の上で休憩中
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    さくら湖をぶっ飛ばしたバイクたち
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    つづく

     

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