伊勢原CB

Yahooブログから引っ越しました、「あの頃の未来」伊勢原CBです、Yブログで知り合った方が訪問の際には、メッセージで貴殿のURL等をご連絡いただけますと幸いです。

    2010年11月

     「両神温泉薬師の湯」から小鹿野に戻る橋の上で、八木和流男のダチ「トミー」を見つけた、トミーはバイク乗り達をカメラに収めようとレンズを向けていた、トミーに気が付いたバイク乗りは背筋を伸ばしたり、レンズを見つめたり、手を振ってサインを送った。
     
     小鹿野のレストラン「イデウラ」で、名物のわらじカツ丼やお勧めのポークソテーに満足したバイク乗り達は、紅葉の林道へと走り出した。しかし仕事などの帰らなければならない事の為に半数のバイク乗りは紅葉の林道を諦めた。 その中には神戸行太郎夢路 権の姿があった。 
     
     手塩に掛けた青いW1Sで群馬から来た神戸行太郎は仕事の為に、4本の新品マフラーを着けたCB550の夢路 権は風邪をひいた息子の為に、紅葉の林道を諦めた、二人は走り去る仲間を最後まで写真に撮っていた。
    撮影者はごーどん様です、勝手に持ってきましたごーどん様お許しを。
     
     500乗り足立春男も帰らなければならなかった、春男は前の晩からその日の朝6時まで仕事をしていた、帰宅後急いでこの集まりに参加したが、寝ていなかった、その日の晩からまた仕事をしなければならない春男は、参加は見合わせようとしたが、家にじっとしていることは出来なかった。
     
     「イデウラ」から一団が走り出した時に、諏訪湖の畔で岡道三半乃助は東の空を見上げていた、曇り空に太陽の姿はなく、秩父に行こうと試みたものの敵わなかった、岡道三半乃助のやりきれない心の様だった。
     
     三峰の林道は紅葉が綺麗な道で「秩父の隠し玉」と言われるだけあって道幅は狭いが交通量は少なくオートバイで走るには気持ちの良い林道だ。
    撮影はk e i 5 9 様です、勝手に持ってきましたkei59 様お許しを。

     「道の駅ちちぶ」では音工房男雨乏晴男が思いのほか多い参加者に、これだけの台数がまとまって走るとなると、安全を確保するのは難しい事の様に感じ、これからのコースを変更するか考えていた。
     
     32台のオートバイは、地元の500乗り音工房男の先導で「道の駅ちちぶ」からミューズパーク、小鹿野を走り両神温泉薬師の湯へ向かい、今日の為に新品のタイヤを履いた雨乏晴男のCB550が車列の最後尾に付いた。
     走り出してすぐに、音工房男、雨乏晴男の心配は無くなった、バイクの扱い、走りの上手いものばかりで各々が充分に安全を確保していた。
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      両神温泉薬師の湯では、信州から来た二人と久し振りに会う者、初めて会う者それぞれが思い思いの挨拶を交わし辺りは笑顔の花が咲いた。
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     三擦半次郎古尾 夏人は良い具合にヤレた栗色のCB550を見ていた、そのCB550は三擦半次郎が古尾 夏人から譲ってもらい、酷暑の7月に熱中症になりながら仕上げた年増号だった。
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     片隅で夢路 権が持ってきたCB500の部品を取り合うじゃんけんに沸いているグループがあった、その結果を一番心配していたのは、福岡県北九州市に住むCB500乗りラ・モートだが、ラ・モートの願いが叶うことはなかった。
     
     CB500や550乗りには恒例のオートバイを並べての撮影会も行われ、皆、愛車と一緒にいくつものカメラのレンズを向けられていた。
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     赤く色付いたモミジの葉を真剣に写している者がいた、愛人の恵須子と参加しているその男は、道祖神の生まれ変わりで、カワサキW1の一番前で嬉しそうに交通安全の笑顔を振りまいた。
    春日部から来た青井衛守也は一味違う写真を撮ることで有名なブロガーだ。
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    アレッ!良いモデルでもいましたか?
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     先日の秩父にお越しの皆様お疲れ様でした、全車トホホも無く秩父路カエルしたようで何よりです。
     
     伊勢原五郎から皆様にお知らせします。
     
     すっかりその気になって、先日の記事を書いております、出演者のお名前はブログネームのままいこうかと思っていましたが、(実はもう書いちゃった)改めて出演者を募集したいと思います、希望者は登場する際のお名前をご自分で決めてコメント下さい。
     
    ブログネーム、当日の参加車両、お名前、で御願いします。
    当日のエピソードも有ると助かります。
     
    名前と車両しか登場しないかもしれませんが、それはお許しを!
     
    出演するとやばい方は内緒でコメして下さい、当日いなかったことにします
     
     当日参加されてない方でも結構です、どしどし応募してください。
     
    PS 蝉虎さん、白スポさん、黒麦さん、T田さん、やぎおじさん、やままささん、OKSTCさんはお名前を決めてコメしてね。
     
    追記   ごーどんさん、DREAM55さんも御願いします。
     
     
     
     

      日が暮れた真っ暗な山伏峠を、2台の30年以上も前に製造された旧いオートバイが、役に立たない前照灯を頼りに名栗に向かっていた、1台は2気筒500cc、もう一台もピストンは2つだが排気量は半分ほどだ、500ccのライダーはその峠は走りなれた地元の、名栗妾多夫だ。
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     もう一台のライダー伊勢原五郎はその日の朝この峠を名栗から秩父に向かって走っていた。
     
     伊勢原五郎が秩父に行くのは、その日が2度目だった、前回、秩父に来たのは自分が乗るCB500の仲間が集まる事をインターネットのブログで知り、暑い夏の盛りに秩父にやって来た、その時「秩父」が気に入った。
     11月の13日、秩父にオートバイ好きが集まることをインターネットのブログで知り、夜明けの宮ヶ瀬、高尾、日の出、青梅、名栗、そして山伏峠を越え秩父にやって来た。時間より早めに着いた集合場所「道の駅ちちぶ」にはすでに10台ほどのオートバイが集まっていた。
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     集合時間になるとオートバイが32台も集まった、信州俳諧~ず単車倶楽部のメンバーとCB500や550に乗るバイク乗りが中心の集まりで、中にはそうでないオートバイもあるが、どれも作られてから長い年月を走り抜けたものばかり、みなそれぞれ調子の良い、自慢の、大事にされて来たオートバイばかりで、伊勢原五郎が以前見た事のある車両も多く、その車両のオーナーと話すのは久し振りだった。二週間前に諏訪に一緒に行った足立春男の姿もあった。
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     両神温泉薬師の湯には、サイドが黒く塗られた紫色のタンクのCB500と、それを整備した石川万路朗のCB750が信州から来て待っていた。紫色のCB500に乗ってやって来たのは、インターネットのブログでは有名な信州のW3乗りで、新田武さんと皆に呼ばれている年配の気の良い男で、石川万路朗の手によって甦ったCB500が今はお気に入りだ。
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     11月13日秩父であった集まりに乗って行ったバイクはCB500ではなく  コレ。
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     夏に乗ったときに何と無くパワーが無いかなと感じていたんです、右のマフラーからは煙を吐いてるし、アイドリングも定まらないと言うか、直ぐエンジンが止まっちゃう状態。調整しても良くならず回転の落ちも悪いので、固くなったゴムのインシュレーターから、2次エアーを吸ってるんだろうと思っていたんです。
     エアーを搾ってガスを濃い目にしたら回転を上げて走る分には割と調子よく走れるので、OIL交換とチェーンの掃除をして秩父に乗って行く事にして、ある程度の距離を走って今後どうするか決めようと思ったんです。
     本来ならCB500で行くべき集まりだったのですが、イロイロなバイクが集まるようだしCB250の「最後のお披露目」そんな気持ちも有りました(最近トップブリッジが割れてトホホ状態だったんで)秩父ではお集まりの方々に懐かしがっていただきCB250も喜んでいた様です。
     
     秩父の山道をCB250で排気量の大きいバイクと一緒に走るのはきつかったです、登りのカーブの途中でパワー不足のため減速したり、出口で加速できなかったり後続車両に危険があってはいけないのでケツの方を走っていました、登りは回転を上げているので250なりに普通に走れた感じでしたが、下りでは片排気味の時もありこのバイクもイヨイヨかと思う時も有りました。
     マスツーの最後の方で蝉虎良造さんから「伊勢原さんW3に乗ってみる」と嬉しい言葉を掛けて頂き、アイドリングが無いCB250に蝉虎良造さんを乗せるのは気が引けましたが、W3に乗ってみたい衝動で交換しました、(蝉虎良造さん、すみませんでした)乗らせてもらったW3はとても滑らかなエンジンで、Wのイメージが変わりました、以前乗ったことがあるのはノーマルSAだったので違いが有るとは思いますが驚きの体験でした。
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     前を走る蝉虎良造さんが乗るCB250の右マフラーからは思ったより煙が出ていて、やはりイヨイヨなんだなぁと思いました。(右マフラーからの煙については蝉虎良造さんからも山道で指摘されていました。)
     
     秩父路を無事走り終えて、峠のおじさんと山伏峠を越え名栗に向かいました、山伏峠は思いのほか快調に登れ下りでも片排にはならず、夜道を走り、青梅のコンビニの駐車場に止めたときアイドリング状態でもエンジンが止まることなく安定していました。
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     アイドリング回転が低かったので調整をし再び走り出し、日の出から高尾の間の秋川街道を右に曲るとき、突然片肺になりプスン、パスンと不調になったためアクセルを煽っていたら復活し、その後、何と無くパワーアップしたように走りが軽くなったんです、赤信号で止まってもアイドリングは安定しているし、宮ヶ瀬ダムの登りも快調に走れ無事カエルしました。
     
     考えるに、バルブに噛んでいたカーボンが取れたんではないかと思うんですが?
     
     電装品の経年劣化やキャブのジェット類の消耗もあるとは思いますが、とり合えず以前のように走ることが出来るようになりました、トップブリッジが手に入るようなら、まだ乗れそうです。
     
     今回乗っていって良かったみたいです。
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