太陽を遮るものがなく自分の影がアスファルトに黒く映っていた、両側に畑が広がる直線の新道部分が終わり、その先はカーブが続く植林帯の中へ入る、森が太陽を遮り大きな日陰になっている、針葉樹の香りが胸に広がった、涼しい空気が体を包む、炎天下の暑い中を走ってきたライダーには最高のご馳走だ。平日で交通量の少ない山間の国道でオートバイを楽しみ、川沿いの駐車帯にオートバイを乗り入れると、アクセルグリップの横にあるキルスイッチでエンジンを止め、サイドスタンドに車体を預けた。

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ハードなソフトドリンク
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おわり